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サスペンダー の目次

サスペンダー(ズボン吊り)とは?

サスペンダー

燕尾服、モーニング、タキシード等、礼服のズボンには、ベルト通しが付いていません。
もし付いていても、礼装の場合は、ズボンをすっきりと格好良く見せる為、ずり下がって、だらしなく見えぬ様、必ずサスペンダーを用います。サスペンダーは、礼装の必需品です。

宮廷晩餐会の様に、決して上着を脱ぐ事の無かった「正しい礼装」の昔は、サスペンダーは縁の下の力持ちでした。
しかし時代が変わって、気軽に気楽に、上着も脱いで、大いにパーティ宴JOYする「楽しい礼装」の今、サスペンダーは礼装の表舞台で、大活躍。カジュアルな替ズボンだって、ジーンズだつて、フォーマルに変えてしまいます。
例えば、プレスの効いたジーンズ+礼装用のサスペンダー+ダンガリーのシャツ(夏は半袖)+蝶タイ&カマーバンド+ジャケットは、私の好きなカジュアルなパーティファッションです。
上着を脱いだ場合でも、世界の多くの人々は、カジュアルなパーティに相応しいフォーマル、と認識しています。

サスペンダー(ズボン吊り)の礼装事例?

正礼装

実用効果。サスペンダー(ズボン吊り)はズボンすっきり、格好良く着る為の必需品です。ズボンにベルト通しが付いていても、楽礼装の時にも、サスペンダーは使います。

楽礼装

意外な効果。「タキシードのorタキシードな礼装」の場合。披露宴・二次会、大いに盛り上がり、上着を脱いで歓談・哄笑、蝶ネクタイを外しても、サスペンダーとカマーバンドを していれば、世界の多くの人々が認める「タキシードのorタキシードな楽礼装」です。但し、あまりハメをはずさぬ様に。

タキシードな楽礼装

カジュアルなジャケット+ジーンズ+サスペンダー+立衿シャツ+蝶タイ&カマーバンド…。私の好きな楽しい礼装です。宴が盛り上がれば、ジャケット脱いで…、気さくな仲間達とのパーティに御試しあれ。

サスペンダー(ズボン吊り)の選び方は?また、色は?

定番は、礼装用の黒。使い易いクリップ(金具)止め。伸縮性に優れた素材で肩が凝らない、丈夫な、タキシード会議ショップのサスペンダーをお勧めします。
背中でクロスするX型ですので、Y型のサスペダーより、ズリ落ち難いです。安心して 御使用になれます。

私は、礼装の場合は勿論、カジュアルなパーティ・ビジネス絡みの会合で、上着を脱ぐ事が予想される場合には、必ずサスペンダーを用います。普通は、黒を用いますが、白のタキシード・ジャケットの場合、濃い色のシャツの場合は、白に致します。

礼装では、ベルトではなく、サスペンダーをしなければならないのですか?

特にカマーバンドを用いる時は、必ずサスペンダーを用いて下さい。カマーバンドを きれいに見せて、ズボンの腰から下の線を、すっきりと格好良く見せます。ベルトの上からカマーバンドをすると、カマーバンドは凸凹して落着きません。サスペンダーなら、ズボンがズリ下がる心配は、ありません。

全ての礼装の、縁の下の力持ちでしたが、近頃お洒落の表舞台に立つ様ようになりました。パーティも、二次会等、上着を脱いだ方が、その場に相応しく、楽しめる場合が有ります。上着を脱いでも、ネクタイをはずしても、サスペンダーとカマーバンドで、その場に相応しいフォーマルです。

特に礼装用(黒)サスペンダーは、上着無しのカジュアルな礼装に欠かせません。カジュアルなジャケット+ジーンズ+サスペンダー+立衿シャツ+蝶タイ&カマーバンド…。私の好きな楽しい礼装です。宴が盛り上がれば、ジャケット脱いで…、気さくな仲間達とのパーティに 御試しあれ。

サスペンダーにはクリップ式と釦止め式、ズボンにはベルト通しが有るのと無いのがある様ですが?

釦止め式のサスペンダー

先ず、ズボンとサスペンダー&ベルトの関係を、歴史的に調べてみました。
1900年代までは、サスペンダーのみ。ズボンには、吊り止め釦が必ず付いていました。
1910年代に入り、先ず労働着のジーンズに、ベルト通しが付きました。サスペンダーを用いる時もあったので、吊り止め釦は、そのまま付いていました。
1930年代、労働者以外の人々も、サスペンダーに代わってベルトを用いる様になり、ズボンにベルト通しが、付けられました。
1940年代には、サスペンダーを用いるのは、礼装だけ。礼服のズボンには吊り止め釦だけが 、普通のズボンにはベルト通しだけが、付いていました。尚、洋服の歴史が浅い日本の礼服のズボンには、吊り止め釦とベルト通しの両方を付けた品も、多く見かけました。
1960年代に、クリップ式の留金具の出現で、サスペンダーは、レジャーウェア・スポーツ用として復活しました。そして、これらのズボンには、吊り止め釦も、ベルト通しも無いものが、流行しました。やがて礼装用のサスペンダーも、クリップ式が主流になりました。

そして結論です。現在ズボンは、次の4種類が有ります。

クリップ式のサスペンダーは、上記の全てのズボンに、使用出来ます。重宝します。

釦止め式のサスペンダーの釦は、ズボンの何処に付けたら良いですか?

サスペンダーが、クリップ式になってから年月も経ちましたので、貴方様から質問頂く迄、私も失念致しておりました。慌てて、昔のモーニングのズボンを引っ張り出しての、回答です。
サスペンダーを止める釦は、前の釦はズボンの内側に、後ろの釦はズボンの外側に付いています。
前釦は、ベスト・カマーバンドが釦に当たらず、奇麗に見える様に、後釦は、椅子に腰掛けた際に、背中や腰にゴリゴリ当たらない様に、と思われます。

サスペンダーの後ろの形はX型とY型、止め方はクリップ式と釦止め式がありますが、形と止め方の組合せに何か法則がありますか?正式は?

私の推理・考察を加えて、先ずは結論から・・。
サスペンダーは、万が一にも、ズボンが下がってしまう事は、絶対に有ってはイケマセン。しかし、万一の際には、素早くズボンを引下げる事が、出来なくてはイケマセン。
サスペンダーの形と、その止め方は、この相反する二つの命題に揺さぶられ続けて、いろいろ変化して現在に至り、将来も定まらぬと思われます。従って、特定の法則も、正式も有りません。

サスペンダー:英語で正しくは、a pair of braces(引締めるもの一対)、米国では a pair of suspenders(吊下げるもの一組)と言います。
当初、帯紐状の皮・織物・編物の両端に釦穴を開けた物を、2本一組で用いていました。
始めは、2本のサスペンダーを、II型に用いたと思います。まもなく背中で交差させて、X型に・・この方が、肩から外れ難い。

しかし、トイレに駆込み、上着の裾を捲り上げ、ベストの背中に手を入れて、ズボンの2個所の止め釦から、サスペンダーを外していては、間に合わない・・と言う訳で、1個所の釦からワンタッチで外せる様に、ズボンの後ろの中心に釦を付けて、2本のサスペンダーを、Vの字型に纏めて止めました。
そして、2本一組のサスペンダーは、それぞれの交差部分で縫い合わされて、X型、V型のサスペンダーになりました。しかし、どちらのサスペンダーにも、それぞれの利点・欠点がありました。
1897年版のシアーズ・ローバック社のカタログには、X型、V型のそれぞれの先端部分に、釦穴を開けたタブを付けたもの、或いは、釦を掛ける細い紐の輪を二つずつ付けたもの、素材も柄も多種多様、豊富に載っています。礼装用には、白・黒・白黒の縞柄のものが、見られました。

1915年、V型の下の部分に、伸縮性に優れた帯紐状の織物が付けられ、Y型のサスペンダーが誕生しました。タキシード会議の釦止めY型のサスペンダーは、この伝統のデザインを、忠実に引継いでいます。
1960年代に、クリップ式の止め金が出現しましたが、当時は非常に壊れやすく、タキシード会議は礼装用には、特にX型を採用しました。Y型では、1個所が壊れても、ズボンが下がる事がありますが、X型では、2個所が壊れても、ズボンが下がらない事もあるからです。
そして現在、多くのサスペンダーは、Y型クリップ式のカジュアル用です。クリップも使い易く丈夫になりました。Y型なら伸縮性の乏しい素材でも作れるので、いろいろ楽しい色柄、種類も豊富です。上着を脱いで大いに楽しむ、気さくなパーティならば、カジュアル用のサスペンダーが面白い。

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