ブレザー(正確には Blazaer coat)は、元来 屋外でスポーツする時の風除け、防寒のコートでした。
ケンブリッジ大学ボート部が、ユニフォームのコートに真っ赤な炎(blaze)の色を用いた処、強烈な印象を受けた人々によって、ブレザー(Blazaer)と呼ばれる様になりました。
その後、スポーツその他 色々な団体、学校等で制服(formal wear)として採用されました。
今では、年令、性別を問わずに、着方・着こなし次第で、フォーマル、ビジネス、カジュアルと、あらゆる「場」に着回し出来る、重宝な一着と、世界の多くの人々は認識しています。
しかし、一つの服で一つの着方しか知らない人々は、学校の制服とか、ゴルフ行き帰りの服と決めている様です。
御注意:エンブレムは、所属する団体の大切な象徴・紋章です。アクセサリー代わりに、外国の著名団体・大学等に類似したエンブレムの着用は、厳に慎むべきです。世界の人々の誤解を招き兼ねません。
所属する団体の服装規定に従って、定められたパンツ・シャツ・ネクタイ・エンブレム等を、正しく着用します。「制服の正装・formal」です。
礼装のグローバル・スタンダード(世界基準)に従って、蝶ネクタイをします。これで 世界の多くの人々は、「タキシードな楽礼装・formal」と認識致します。
紺のブレザーには、グレー、エンヂ、紺の蝶ネクタイが似合います。立衿のシャツにして、ブレザーと共生地のパンツorグレー等 淡い色の無地のパンツを用いると、よりフォーマルです。柄物のパンツは、カジュアル過ぎます。
シャツに、ネクタイを必ず締めて下さい。ネクタイすれば ビジネスです。
スポーツウェア、カジュアルウェアと、組合せて下さい。
ブレザーに肘当て、少しも可笑しく有りません。着る場、着方・着こなしによっては、むしろ御洒落に見られる事でしょう。
私ならば、スエード調の人工皮革・エクセーヌ(手芸店に有り)、色は茶系統の物を、肘当てに用います。
ビジネスには、私とて ちょっと気が引けますが、ジーンズに白のタートルネックのセーターと組合せて、カジュアルに着てみたいですね。
派手な色柄のシャツの衿を、ブレザーの衿の上に出して着るのも、面白い。
蝶ネクタイをすれば、カジュアルなパーティに行けそう…
少し気取ったパーティなら、立衿のシャツにアスコットスカーフで、エコロジーの話を肴に、静かにワインを傾けるも楽し。
ブレザーも肘当てをする事で、これ迄と違った色々な着方・着こなしが、楽しめる様になるでしょう。
限りある地球の資源を大切に!